ピンクの象…再来!

昨年の祝辞を息子は覚えていた。
「去年の今頃、卒業式だったね。ピンクの象の話しをしていたよね」と。
「友達も言っていたよー」と。

友達のお父さん補正があるとはいえ、覚えているんかー!
詳しく聞いてみたら、
式の後一週間くらいは学校で「ピンクの象」の話題になっていたらしい。

本当に言いたい本質的な部分は、
覚えていないような気もするけど、別に良いです。

PTA会長のあいさつなんて誰も覚えてなくね?
という課題にまじめに向き合った結果がコレなので、
一定の満足感は得られたわけです。

強烈に残った言葉の断片が、
いつか彼らの中で必要な時に組み合わさる。
こーゆーのがブリコラージュだよね、と思うわけです。
最近、覚えた言葉です。
すぐに使いたがるおじさんです。

まじで
ぶりこらーじゅが
すのーどーむで
こねくてぃんぐざどっつしたら
いっせきなんちょう
だと思う!!!

と言うことで、今年も「考え方のプレゼント」を置いてきました。
忘れることを肯定し、テストを「宝探しの地図」に書き換える作業。
勝手に言葉の定義を変更。
私だけが変えたところで、世間の定義は変わらないのは知っていはいるが。

今年の祝辞も、ここに記録しておく。

令和八年度 卒業式祝辞

ご卒業、誠におめでとうございます。
本日ここに集う卒業生の皆さま、ご家族の皆さま、そして先生の皆さまに
心よりお祝い申し上げます。
6年間の歩みを経て、この輝かしい日を迎えられたことを、心から嬉しく思います。

さて、今年も皆さんに「考え方のプレゼント」を用意しました。
一年前、私はここで「ピンクの象を想像しないでください」とお話ししました。
覚えていますか?

そして、ピンクの象を想像しましたか?
人は「〜しないで」という文章ではなく、
「ピンクの象」という言葉そのものに反応してしまいます。
だから、
苦手なことがあっても自分を否定せず、
【今はまだ】を付け足してね、というお話でした。

一年経って、もし忘れてしまっていても大丈夫。
人は忘れる生き物です。
カナダの大学の研究では授業を受けても
一日後には半分くらいは忘れてしまいます。
大切なのは、自分が「何を忘れているか」を知ることです。
そのために一番良い方法…それは【テスト】です。

テストと聞くと、
点数をつけられる嫌なものだと思うかもしれません。
正式には、視点を変えてみてください。
テストは、自分の現在地を教えてくれる「宝探しの地図」と同じです。

自分が今どこにいるのか?
目的地からどれくらい離れているか?
どっちを向いているか?
が一発でわかります。

勉強も、スポーツも、習い事も全部同じです。
サッカーでシュートを外したり、
楽器の演奏で音を外したり、
あるいは料理で「ちょっと味が薄いな」と味見をしたりすること。
これらはすべて、自分だけの「テスト」です。
「今はまだ、角度がズレている」
「今はまだ、塩が足りない」
ということが分かるからこそ、次に何をすればいいかがハッキリします。

大人になって仕事で失敗すると、
お金が減ったり、誰かに大きな迷惑をかけたりすることもあります。
でも、学生の皆さんは違いいます。
学校でのテストや練習で失敗しても、お金は一円も減りません。

むしろ、「分からないところを見つけた!」
という成長のチャンスを手に入れたことになります。

今のうちに、失敗を恐れず「分からないを見つける」
そして「分からないを分かるに変える」
という経験をたくさん積んでください。
この経験のことを成長って言います。

中学校でも自分主導のワクワクを見つけ、
沢山成長していけると沢山の宝物を見つけられると確信しています。
皆さんの未来がとても楽しみです!

本日は誠におめでとうございました。

テストの結果に一喜一憂するのではなく、現在地を確認して次の一手を打つ。
子供だけに向けたメッセージではないです。


なんか、まず先達から始めた方が良い気がするー!


2640日目の体重。

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